2004-03-19 第159回国会 衆議院 法務委員会 第4号
○山崎政府参考人 例えば、アメリカで申し上げますけれども、アメリカの場合は、CAFCにおきまして各事件の検討を行いまして、判決の草案の作成を行いますロークラーク、あるいは、判決が起案された段階で先例との抵触があるかどうかをチェックする役割を担いますテクニカルアシスタント、こういうものを導入しているわけでございます。まさに専門的な知識の補助を受けながら裁判を行っているという実態でございます。
○山崎政府参考人 例えば、アメリカで申し上げますけれども、アメリカの場合は、CAFCにおきまして各事件の検討を行いまして、判決の草案の作成を行いますロークラーク、あるいは、判決が起案された段階で先例との抵触があるかどうかをチェックする役割を担いますテクニカルアシスタント、こういうものを導入しているわけでございます。まさに専門的な知識の補助を受けながら裁判を行っているという実態でございます。
○計屋委員 今、裁判所の調査官が二十一名いるということでございますけれども、アメリカの知財高裁の場合ですと、CAFCということで、テクニカルアドバイザーだとか、あるいはまた、さらにはスペシャルマスターという専門の方がいまして、その事件ごとにそういう人たちを委嘱して、そして裁判官の補佐をしていく、あるいはまた参考意見として聞いていくという形をとっているわけですが、さらに、裁判官一人につきロークラークという
日本に現在おりますトレーニーあるいはロークラークという人たちの非弁活動というものが問題になるのではないかと思いますけれども、こういうものに対する日弁連としての対応はどういうふうになっておりますか。
それから調査官のような、ロー・クラークと申しますか、各裁判官に原則として一人以上のロー・クラーク、一人のセクレタリー、一人のステノグラファー、速記者がついている。首席裁判官には四人のロー・クラークがついているというふうなことでありました。
なお、アメリカの制度で、さっき猪俣さんからお話がありました、ロー・クラークでありますが、どういうことをやっておるかということは、私、ちょっと行ったくらいではなかなかそれをつかんでくることが困難だったのございますが、若いけれども相当優秀な者を使っているということは事実で、最高裁判所の調査官になるような人は将来法曹としてえらい前途のある者だということは、これは事実のようであります。
ただ、先ほど御指摘のありましたように、アメリカのいわゆるロー・クラークの制度――実際にロー・クラークをされた人が日本に来まして、私も直接お話を承わったのでございますが、いろいろな判例を調べるとか、立法例を調べるとかいうようなことをいたしておるようであります。
それから、アメリカの裁判所でも、ロー・クラークというものがあって、判例とか学説というようなものの下調査に当っておるというふうなことを承知いたしております。なお、ほかにも、レフェリーとか、英国でもマスターとかいう制度なんかもあるようであります。日本の調査官の制度そのものは、制度が違いますから見当りませんが、類似のものでは、今あげたようなものがあるように承知いたしております。
たとえばワシントンの地方裁判所の判事一人にロー・クラークという、日本で申しますと、最高裁判所の調査官に該当するようなもの、いろいろな法律の点について取調べを裁判官から命ぜられるとやる、ロー・クラークというものが一人ついております。それからタイプライターを打つ人間が一人ついておる。それから女の秘書が一人ついておる。そのほかにメツセンジヤーとして使い走りをするボーイのようなものがかついております。